Confessions of a Shopaholic
Sophie Kinsella
昨日から公開している映画「お買いもの中毒な私」を見てきました。
原作は、上にリンクを載せたSophie Kinsellaの「Confessions of a Shopaholic」。以前から原書で読めていた唯一のシリーズで、テーマが買い物なのと、はちゃめちゃな展開で、すごく好きな本でした。だから、映画化されることになって絶対見ようと思っていたの。
Sex And The Cityのパトリシア・フィールドが衣装を担当したとのことで、映像も華やかでステキでした。
もちろんコメディなので、映画館でも笑い声がけっこう起きていましたが、なんかね、、、私はすごくずっしりときてしまった。買い物中毒の主人公レベッカの言っているセリフの大部分が自分と重なってしまって、、、。良く言えば「共感」。でもそれ以上の重みが私にはあったよ。ストーリーに普通にうるうるっときた部分もあったけど、買い物欲をコントロールできなくなる自分の姿に直面させられて、見終わってからすごく凹んで泣けてしまった。
本当は有楽町で映画を見た後には、カタログを送ってもらっていたJimmy ChooのPre Fallの新作を見に行こうと思っていたのに、まっすぐ家に帰ってしまったぐらい。
ファッションは元気をくれるし、買い物しているときはすごく楽しいし、そのために働いてるみたいなもんなんだけど、人生にはもっと大切なことがあるよね。でも、私の部屋には物ばかりが溢れていて、、、他に何がある?。ってさっきまでずっと考えてた。
小説より映像の方がリアルだから、この映画、見てよかったと思う。私の中で何か変わるのかやっぱり変わらないのか、まだ分からないけど。こんな明るいコメディーが、わたしには強烈に重たい映画でした。
映画自体は普通に面白いのでぜひ皆さん見てね~!
ちなみに日本語版の本は、ビレッジブックスから出てます。
レベッカのお買いもの日記 1 (ヴィレッジブックス S キ 1-1)
ソフィー・キンセラ,飛田野 裕子
2件のコメント
お久しぶりです。
フランス、堪能されて来たようですね♪
私も、ふと思うことがあります。
不幸ではないはずなのに、いつも心の中に枯渇感があって
だから、物で満たそうとしているんだろうなって。
自分が本当に望んでいるものは何なのか、
どこへ向かいたいのか、それがいい歳をして
未だにわかっていないの、情けないけど。苦笑
で、いつも同じ所をグルグル…。
でもいつか。
それも近い将来に、物欲が無くなるほど心が満たされる日が
やって来るよう、諦めずがんばりましょう、お互いにね。
>kaoruさん
教えていただいた奇跡のメダイユ教会も行きましたよ!
メッセージありがとうございます。
なんだか、とても励まされました・・・。
反省したり、変わろうと思ったり、
でもまた同じことを繰り返してしまったり・・・
わたしもいつか、物欲なんかどうでもよくなるような、
別の大切なことのために生きる日がやってくること信じて・・・
頑張りたいと思います。
急には変われないと思うのですが、
まずは自分と正直に向き合うことから、
ですね。