パリの夜最終日に行ったitin?raires(イチネレレール)というレストラン。サンジェルマンデプレから東の方へ地下鉄3駅分ぐらいいったところにあります。
ここはファッション系の雑誌の特集にも必ずといっていいほど登場している、人気のレストランで、ビストロというよりも「カジュアルガストロノミー」というのが正しいようです。雰囲気はリラックスだけどお料理は、繊細で美しくてもちろんとってもおいくて、しかもお値段は前菜+メイン+デザートのコースで39ユーロという驚きのリーズナブルさで、もう感動しまくりでした。
20時にはすっかりお店は満席でした。パリでもとても人気のお店なので、予約はMUSTだと思います。私は10日ぐらい前にしましたが、「るるぶ」や「まっぷる」にも出ているせいか、ガイドブックを見ながら来ていた皆さんがことごとく入れずに帰っていました。メニューはフランス語と英語が併記してあるので、英語が読めれば大丈夫だと思います。お店の雰囲気はとにかく活気があって、フロアを仕切っている奥様を始め、スタッフの人たちがてきぱきと動いていて、居心地がよいです。食事をしている人はほとんどがフランス人で、おいしい食事に話が弾み、わいわいがやがやという感じ。
さて、肝心のお料理の写真もいくつかご紹介。プリフィックスのコースなので、前菜・メイン・デザートをそれぞれ選べばよく、ワインが飲みたい場合はグラスワインでも赤白それぞれ5~6種類の中から選べます。どれがいいか分からなかったら、辛口か甘口かなど希望を伝えても大丈夫でした。
前菜のフォアグラ。甘酸っぱい赤ワインのソースで。お皿の柄のように見えるのもソースで描かれています。
母の前菜は、サーモンのお刺身と何か(←忘れてしまったw)。全体的に少し和風テイストな感じだったそう。素材を生かしたお料理です。
メインは、ホタテとアーティチョークをです。魚介類の素材を生かしたお料理も多く、味付けも繊細で、日本人の口にも合うと思います。
母のメインは、焼きタコとリゾット↓ 父はカモのステーキを食べていましたが、とてもおいしいと満足の様子でした。
デザートは、私はキャラメルアイスのタルトをチョイス。甘くなりがちなキャラメルも、冷たいことで甘さが控えめに。下地のタルトもおいしかったー。
目にキレイなのは、母が選んだナシのコンポート。キウイのソースとのコントラストが美しい。
父のデザートは焼きマンゴー。これも見るだけでうわーおいしそうって感じ。シェアNGのフランス料理カルチャーが残念・・・・。
食べ終わると心地よい満腹感で、とてもシアワセな気分になりました。やっぱり美味しいものを食べれるってシアワセだなー。日本に帰っても、たまにはこういうおいしいお店に行って食事を楽しむ生活をしたいわー、としみじみ思ってしまいました。そして、このレストランにもまた来たい。他のお料理も食べてみたいです。
■restaurant itin?raires
■foodingの記事(←フランス語Onlyですが、店内写真もあります)
より大きな地図で paris plan de mika を表示
↑google mapを活用してみることに。