有給休暇の消化で休みを取りましたが、特に旅行をするまでの気合いもなく、日帰りで何か、と思い、写経に行くことにしました。
なぜ写経？というのはわからないけど、前から興味があったのと、なんとなく、自分と静かに向かい合うのにも良いと思い。
毎日写経会をやっているのは、比較的大きいお寺なので、成田山に行ってみることにしました。前に来たのは10年以上前のお正月ことでしたが、今日は平日なので、参拝客も少なく、お正月に向けた準備をしていました。
写経は、奥の方にある「平和の大塔」というところでやっていて、行った時には、わたしひとりだけ。初めてであることを伝えたら、お作法や般若心経の説明を優しくしてくれました。
１時間くらいで書き終え（その間に２組来ていました）、とても穏やかな気持ちに。ひとりで集中することで、心の中を空にできる感じでしょうか。普段、神社やお寺では、本堂でお参りするぐらいしかしないので、こんなに仏教に触れるということ自体が貴重な体験で、また、時々やってみたいと思います。
お経を納めた後、お坊さんが、お堂の中を案内しましょうか、と声をかけてくれたので、マンツーマンで解説していただきました。真言宗のお寺なんだけど、由来とか歴史とか恥ずかしいくらい知識がなくて、申し訳ないです～と、心の中で謝りつつ。。。わりと若い気さくな雰囲気のお坊さんだったので、とても和やかだったし、歩きながらお説教をしてくれて、、こんな大きなお寺で予想外の温かい体験をして、感動しました。
今日、成田に来たのは、ほんと、なんとなく、特に理由もなく、だったので、これも何かのご縁かも、と。
これまで初詣のイメージしかなかったのですが、ゆっくり行ってみると新たな発見がありますね。
帰りに、名産の鉄砲漬けも買って、プチ遠足終了。
来年の通訳案内士試験に向けて、日本史＆日本文化の勉強も必要ですが、こうやって触れてみると、素直に興味深く、日本に生まれてよかったな～と思います。