love ginza

it's never too late to start…

Invisible Children

Author: コメントはまだありません Share:

先日、日本UNHCR協会事務局長の根本かおるさんのお話を聴く機会がありました。(UNHCR=国連難民高等弁務官事務局)
UNHCRの活動や難民についての基礎知識について説明をいただいた後、ウガンダでの難民の子供たちの現実を撮影したドキュメンタリー「Invisible Children」という映画を見ました。
「難民」の人たちが、大変なんだろう、というイメージや意識はあったとしても、その具体的な状況や苦しさは、テレビの特集で見る程度しか知らず、ニュースで扱われるのは、そのほとんどが注目されている地域だったり、やはり遠い世界のこと、と受け流してしまいがちでしたが、こういう形で、短い時間であっても、真剣に受け止め考える機会によって、イラク戦争のような日々報道されている戦場以外でも、人間がこんなにも生きることが困難な世界がたくさんあるのだということに、胸が詰まる思いをしました。
スーダン・ウガンダで、十年以上続いていた紛争で、子供たちは誘拐され兵士にされ人殺しを強要されていたのだそうです。目の前で兄弟や友達が殺されるのを見ている子供たちは、誘拐されるのが怖くて、家では眠ることができず、警護が厳しい場所へ集まってきて集団で眠っていました。(現在は停戦が進んでいるとのことです。)
まだまだ理解が浅いので正しい説明は、WEBなどでぜひ見ていただきたいと思います。
ユニセフの視察記事:
http://www.unicef.or.jp/children/children_now/uganda/sek_uganda01.html
africa-rikai-net:
http://africa-rikai.net/teachers/materials/childsoldier.html
今回見た映画はアメリカの大学生が撮影したドキュメンタリーで、子供たちの現実がそこにはあって、映画が終わったとき、涙を流していた人がたくさんいました。なんだろう、うまく説明できないんだけど、ただ現実を知っただけなのに、涙が出てしまうようなことが、世界にたくさんあるんだな、、って。
こういう機会を与えてもらえることは本当にありがたくって、この会社で働いていてよかったな、ってしみじみ思います。一方で、せっかくのこういう場に集まる人は、ほんのわずかであることは、ちょっとだけ残念。でも、数年前だったら、自分を含めてこれだけの人も集まらなかったのかもなぁ、とも思ったり。ひとそれぞれ価値観はあるから、なんともいえないけど、仕事をちょっと早く切り上げて、飲み会を1回リスケして、こういうことに目を向ける雰囲気ができたり、参加できる社員が増えたら、もっともっといいのにな、って思いました。
高校時代のある同級生は、今スーダンに行っていると聞いています。別の同級生は、日本で難民受け入れのために戦っていて、、ちっとも遠い世界の話じゃないんだよね。きっと。
根本さんもおっしゃっていたことですが、まず私たちができることは、このようなことが起きている事を、身近な人に伝えること。それから、次に、金銭的な寄付。ユニクロを通じて衣服の寄付をするというプログラムもあります。
↓日本UNHCR協会が作成した絵本です。
※もしこの本のアフィリエイトで収入が発生したらUNHCRに寄付しようと思います。
ほんのすこしの勇気から―難民のオレアちゃんがおしえてくれたこと
ほんのすこしの勇気から―難民のオレアちゃんがおしえてくれたこと
日本国連HCR協会ボランティア絵本プロジェクトチーム, 日本国連HCR協会

Previous Article

まゆ玉ピーリング

Next Article

ときどき、くじ運がいい

You may also like

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。