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サガン -悲しみ よこんにちはー

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好きな作家は?と聞かれたら、唯一答えられるのはサガン。
昔から好きだったので、5年前亡くなったと知った時も、なんとも寂しい気持ちになったけど、この映画ができると知って絶対見ようと思っていました。
今、ここに何度も感想を書こうとしたんだけど、私映画や本で感じたことを説明するのは苦手だな。
やっぱりフランス映画らしい展開だったし、見終わって、もやっとした気分になる映画でした。どこまでが事実でどこまでが誇張かわからないけど、いろんな感情に揺さぶられながら生きて、生きて、死んでいく、、その最期は決して華やかなものじゃないところに、すごく胸が締めつけられる思いがしました。
最近、映画をよく見るようになったけれど、このたった2時間で見たことで、人生いろいろ考えさせられちゃう。
サガンの小説は、読んでると「共感」以上の、心の中をぐいっとえぐるものがあって、おそらく彼女自身もいろんな感情を抱えていたんだろうな、って思えて。偉大なる作家ながらも、ひとりのリアルな女性がそこにいるのが伝わってきて、なんともいえない寂しさに親近感を感じられるのが、好きな理由かもしれない。いつか、フランス語で原書で読みたいな、って思ってます。
サガン -悲しみよ こんにちは-

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