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「TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント」

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フランクリン・コヴィー社の元会長、ハイラム氏によるタイムマネジメントの本です。
そういえば、昔、会社の費用でフランクリン・コヴィー社の「7つの習慣」の研修に行かせてもらったり、フランクリン・プランナーを使ってた時代もあったなぁ・・・と思い出しました。毎朝会社に行ったら、やるべきタスクを書き出して、A/B/Cって優先順位つけてとりかかってたこともありました。
この本のいいところは、単なる時間コントロール術のHow To本ではなく、自分の価値観が何なのか、本質的なことをしっかり考える必要があると説いているところ。価値観が明確になれば、行動の中で優先するべきこともはっきりする、という論理。そして、安全領域から脱出する強い意思を持たなければならないこと。最後のほうにある「奉仕の精神」の部分は、やや精神論ではあるけれど、私はここはすごく共感する。この本とは別の話だけど、「先義後利」とかも。
歳をとると、日常身近でこういったアドバイスをしてくれる人はなかなかいなくなるので、こういう自己啓発本って、時々自分を軌道修正するためのアドバイザーみたいな役割だと思ってます。気力が続かなくなりそうなとき、その道のプロにアドバイスをしてもらう代わりというか。身近に、厳しいことを指摘してくれたりアドバイスくれる仲間やメンターがいる人には不要かもしれませませんが。
もちろん読んで分かったような気になっただけではダメで、ちゃんと書き出したり、言葉に出してみたり、ひとつずつ実践していかなければ意味ないと思います。最近、やらなければいけないことと、やりたいこととで、息つく余裕もない感じだったので、うまく活用してみたいかな。単行本サイズになったので何度も読み返しやすい感じもありそう。
ちょうどさっき、BS NHKで東レ経営研究所の佐々木常夫さんが、何度も読んでいる本の1冊(100冊読むより1冊をものにすべし、の文脈で)として「7つの習慣」を紹介していました。久しぶりに7つの習慣も読み直してみようかな・・・。

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