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映画「ジャージー・ボーイズ」

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ビートルズより前の60年代に大ヒットしたグループ、フォー・シーズンズの栄光と挫折のストーリー。もともとはブロードウェイのミュージカルだったものを、クリント・イーストウッド監督が映画化。
今どき、なぜフォー・シーズンズなのかしら?と思いつつも、私は60年代ミュージックも大好きだったので、「シェリー」をはじめ名曲を楽しみたくて観にいきました。ストーリーはそんなにややこしくなくて、グループ結成から、成功して、衰退していくまでを描いたもので、ちょっと中だるみする感じもありましたが、たくさんの名曲を聞けるだけでも楽しめます。あの有名な「君の瞳に恋してる」のバックストーリーも知ることができたり。ボーイズタウンギャングのバージョンの方が有名だから、私はこの曲の元がフォー・シーズンズだって映画観るまで知らなかった。
まぁ、芸能界で成功しちゃうとたいていこうなっちゃうんだよね・・・・ってなんだか悲しい気分にもなってしまったのですが、そういう哀愁めいたところをしっかり出して、単なるミュージカル映画で終わらせないのが、クリント・イーストウッド監督だからこそなのかもしれないです。

うちの母は若い頃ディスコで踊りまくっていたらしく、その影響で、子供の頃にたくさん60年代の音楽を聴いていました。当時大好きだったチェッカーズが60’sのカバーをよく歌っていたこともあって、ラジオのオールディーズ特集を録音して何度も聴いて歌詞を書き取ってました。そうしていると、母が一緒に歌ってくれたり、時にはツィストの踊り方を教えてくれたり(笑)。だから、同世代と比べても60年代には詳しいんじゃないかな、って思う。ヒットチャートに入っていた曲はたいてい口ずさめる感じ。
映画を観ながら、そんな子供時代のことを思い出したりしていました。

なので、そもそもフォー・シーズンズの曲を知らないと、あんまり楽しめないかもしれないけれど、観終わったあと、歌いたくなる映画です。(私は、観た日の夜、予期せずカラオケに行くことになって、「君の瞳に恋してる」を歌ってしまいました・・・・)

⇒ ジャージー・ボーイズ オフィシャルサイト

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